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2015.04.08
  • 受賞・研究業績

総研大科学者賞(第1回)・総研大未来科学者賞(第1回)受賞者について

総研大科学者賞(第1回)授賞者について

受賞者

  • 中村 真(数物科学研究科 加速器科学専攻・平成13年3月修了)

総研大科学者賞について6名の応募があり、総研大科学者賞選考委員による書類審査及び平成27年2月13日(金)開催の選考委員会において、研究内容を中心に国際性、学際性、社会性について総合的に判断した結果、中村真氏を第1回総研大科学者賞の受賞候補者と決定しました。受賞理由は以下のとおりです。
<受賞理由>
中村氏は物性理論、核物性実験、素粒子実験と多岐にわたり物理学を修得した後、素粒子理論を専攻した。総研大進学後場の理論、弦理論の基礎を身につけ、応用として場のダイナミクスに関する問題に取り組み成果を上げ、長倉研究奨励賞を受賞している。大学院を修了後は、京都大学基礎物理学研究所をはじめとし、高エネルギー加速器研究機構、理化学研究所理論物理学研究室、ニールスボーア研究所、CQEST、京都大学理学研究科等を歴任し、現在は中央大学理工学部教授を務めている。中村氏は、ゲージ重力対応という素粒子物理分野から生れた共形場理論と量子重力理論の対応を記述する、新しい理論的手法を多彩な物理現象へ応用する試みを続け、興味深い結果を出している。特に、この手法を非平衡統計系に適用することにより、クォークグルーオンプラズマの物理や物性理論に新しい知見を与え、分野を超えてインパクトを与える研究領域の開拓に大きな寄与をしている。幅広い研究分野と国内外の研究所を渉猟し自分流の学問を作り上げてきた中村氏は、学際性、国際性、社会性という総研大の理念を体現しており受賞に値する。

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また、授賞式が平成27年4月6日(月)の入学式時に開催され、岡田学長より賞状と副賞が授与されました。
授賞式後、受賞者である中村氏を講師として、研究内容や研究者としての道程などについての講演がありました。講師の話が終了した後は、新入生からの活発な質疑応答があり、大変盛況な講演会となりました。

総研大未来科学者賞(第1回)授賞者について

総研大未来科学者賞について各専攻から8名の応募があり、総研大未来科学者賞選考委員による書類審査及び平成27年2月24日(火)開催の選考委員会において、下記3名を受賞候補者と決定しました。
また、平成27年4月6日(月)の入学式時に授賞式が開催され、岡田学長より賞状が授与されました。

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受賞者一覧

  • 黄 昱 (文化科学研究科日本文学研究専攻)
    「『徒然草』の漢籍受容と漢訳-文学におけるオリジナリティの創出について-」
  • 嶋川 里澄(物理科学研究科天文科学専攻)
    「銀河形成への環境効果:渦巻銀河と楕円銀河はいつどのように分化したか?」
  • 中沢 信吾(生命科学研究科遺伝学専攻)
    「新生仔大脳皮質における入力依存的なバレル神経回路発達機構の解析」

Posted On 2015.04.08 By 学務課学生厚生係
〒240-0193 神奈川県三浦郡葉山町(湘南国際村)

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