研究科・専攻

複合科学研究科

TOPICS

複合科学研究科について

図書館でのミーティングの様子
図書館でのミーティングの様子

複合科学研究科では、複雑な自然現象、社会現象やその発現・機能・相互作用等を司るシステムについて、総合的あるいは分野横断的な視点から教育研究を行います。そして、そのことを通じて21 世紀における人間社会の変容に関わる様々な重要課題に対して、情報とシステムの観点に立脚する学術研究を担ってゆく研究者や高度専門家の育成をめざしています。研究科を構成する統計科学、極域科学、情報学の各専攻は、本来、各々が横断型の研究分野を担っていますが、本研究科では、共通科目を設定するなど、これら専攻が緊密に連係することによって、教育研究の一層の充実を図っています。

 

国立情報学研究オープンハウスでの研究紹介の様子
国立情報学研究オープンハウスでの研究紹介の様子

研究対象は多岐にわたりますが、総合科学としての理念、研究におけるアプローチ、方法論は本研究科の根幹として共通するものです。そして、統計科学、情報学では、種々の事象に通底する蓋然性や複雑性を統計数理と情報によって解明し、また極域科学は地球の特異点たる極地での地球物理と生物の複雑系を総合科学として解き明かして行きます。こうした教育研究を通じて、さらに新たで、かつ、先導的先端的な研究領域を融合しつつ体系化することにより、複合科学の一層の展開を志向しています。
より詳細には、各自の問題関心と照らし合わせて、各専攻のホームページを参照して下されば幸いです。

 

研究科長 伊村 智

研究科長 伊村 智

専門分野:
生態学
研究分野:
植物生態学,分類学
キーワード:
極域生態系,蘚苔類,湖沼

各専攻について

複雑な対象、氾濫する情報と不確実性のもと、データによる合理的な推論、有効な予測、新知見の発見のための統計モデルや統計的方法を研究するのが統計科学です。
本専攻では、次のような人材の育成を目的としています。データに基づく、現実世界からの情報ないし知識の抽出を実現するために、モデリング、予測、推論、データ収集の設計及びこれらの基礎、数理、計算、応用に係る教育研究を行い、複雑に相互に絡み合うさまざまな重要課題の解決に貢献する独創性豊かな研究能力を備えた人材の育成です。

地球は太陽系唯一の水惑星であり、人類始め多種多様な生命体が生息しています。この惑星において人類が持続ある発展を願うとき、地球の成り立ちや環境をより良く理解する必要があります。近年、宙空圏、気水圏、地圏及び生物圏の変動現象が、両極域において特徴的な現れ方をすることがわかって来ました。それら変動の個々の素因と複雑な相互作用を地球システム全体のなかで究明することが極域科学の目的です。極域科学はフィールドサイエンスの要素がとても強いので、研究遂行のための具体的方法についての教育・研究を重視しています。そして、幅広い地球科学研究に柔軟に対応できる創造性豊かな研究者を養成します。

情報学(Informatics)は、情報に関する諸問題を広範かつ総合的に取り扱う新しい学問分野です。伝統的な情報科学・情報工学を中核としつつ、人間や社会を対象とする人文情報学・社会情報学をカバーする複合科学であり、情報の表現、収集、流通、管理、処理、利用、及びこれらを支える情報技術(IT)を包含しています。 本専攻では、国立情報学研究所の最先端の研究環境や学術情報基盤を活用し、多くの外国人研究者や留学生が集う国際色豊かな雰囲気の中で、基礎から実践まで幅広い能力と高度な専門性を身につけた研究者や高度専門家を養成します。

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