総研大は、基盤機関である世界級の大学共同利用研究所などと密接な連携協力の下に教育研究を行っています。総研大で研究に携わる大学院生自身は日本の未来を担う人材であると同時に、将来の方向性を考えている高校生にとってたいへん良いロールモデルとなっています。本事業は、総研大で研究の最前線にいる大学院生が長野県飯田市の高校で授業(講演)を行い、研究の面白さや社会における研究活動の意義を高校生に対して熱く語ってもらうとともに、総研大をよりよく知ってもらうことを目的とします。高校生と年齢が近い大学院生が、なぜ総研大で研究を行おうと考えたのか、研究を通じて何を明らかにしたいのか分かりやすくかみ砕いて語ってもらうことを期待しています。
一般向け講演の経験が豊富な担当教員が、授業実施までに高校での授業を実施する際の助言を行います。このため、副次的効果として、参加する大学院生は、高校生を含めた一般向け講演などでのプレゼンテーションのコツを身につけることが可能となります。本事業は、2018年度に飯田高校において総研大生が高校生向けに実施した授業と高校生との交流会がたいへん好評だったことから、大学院生と高校生との交流という先端的取り組みとしてさらなる発展を目指して今年度も実施するものです。
【授業実施にむけたタイムテーブル】
〜 2019年9月中旬 | 本事業周知期間 |
2019年9月中旬〜10月4日 | 参加する大学院生の申し込み期間 |
2019年10月中旬〜12月中旬 |
参加する大学院生は個別に授業内容の検討と授業用スライドの準備を行う。 適宜、担当教員からのフィードバックを受ける。 |
2019年12月23日 |
飯田市に集合、授業リハーサル、スライド修正 |
2019年12月24日 |
授業リハーサル、午後に授業、その後飯田市や飯田地域についての学習 |
2019年12月25日 |
午前に高校生との交流会、その後反省会、解散 |
本学の大学院生(全学年対象)
日本語
「参加申込書」(別紙様式1)、「口座振込依頼書」(別紙様式2)及び「正課の活動等への参加に係る移動経費希望届」(別紙様式3)を、以下の申込期限迄に、総合企画課広報社会連携係宛(メールアドレス: kouhou1(at)ml.soken.ac.jp)に提出してください。
※なお、事業の性質上、応募者多数の場合は先着順に参加者を決めることがありますので、予めご了承ください。
本事業に参加する学生には、本学規程に基づき移動経費が支給されます。後日、全日程に参加したことを確認後、「口座振込依頼書」にご記入いただいた金融機関口座へ振込いたしますので、一時立替えてのお支払いをお願いいたします。
本事業は、長野県飯田市に2泊3日の予定で行われます。プログラムの関係上、参加者には本事業で手配する宿泊施設をご利用いただく予定です。何らかの事情により当該施設の利用を希望されない場合は、その旨申請書の備考欄に記載してください。
参加申込書類は、電子メールに添付して総合企画課広報社会連携係宛てに所定の期日迄に提出してください。
(送信の際、指導教員にも同報送信をお願いします。)