2025.08.21

【参加者募集】10/10(金)~10/11(土)KEK物構研 「第10回 文理融合シンポジウム 量子ビームで歴史を探る ー加速器が紡ぐ文理融合の地平ー」

概要

 KEK物構研では、ユニークな特徴を有するJ-PARC MLF(MUSE)の世界最高強度の負ミュオンビームの優位性を活かし、文化財をはじめとする人文科学資料の研究にも活用できる可能性を秘めた、新たな非破壊研究手法を開発してきました。一方で、これまでも放射光や中性子などを用いた研究が、様々な文化財に対して行われています。放射光・中性子・ミュオンなどの量子ビームを利用した文化財研究を行ってきた人文科学・自然科学分野の研究者が一堂に会して、文化財研究、関連した研究や分析技術を紹介し、文理融合研究の発展・応用の可能性を探る本シンポジウムを2019年以来、年1回以上定期的に開催してまいりました。今回で第10回を迎えます。
 今年は、第一回の本シンポジウムの開催場所でもある上野の国立科学博物館にて開催することを予定しています。人文科学研究者と自然科学研究者が集い、より一層深い議論が交わされることを期待しています。さらに、一般の聴衆や若い学生たちに興味を持ってもらうような一般講演会の企画も用意しています。
 皆様の御参加をお待ちしております。

 「第10回 文理融合シンポジウム」の詳細は こちらをご覧ください。

開催日時

2025年10月10日(金) ~10月11日(土)

開催場所

国立科学博物館 上野本館 日本館 講堂

会場アクセス・利用案内

参加登録

こちらからお申込みください。
※参加費無料

ポスター1
※クリックで詳細表示

文理融合シンポジウム 一般講演会

10/11(土)には、以下の一般講演を企画しております。

  • 「文化財に触れずにビームを使って分析する」
    久保 謙哉 教授(国際基督教大学)
  • 「ミュオン科学の文化遺産と考古学への応用における進展、課題、および可能性ー特に人類生物考古学に焦点を当てて」
    Dr. Kirsi O. Lorentz(キプロス研究所)
  • 「世界に誇る日本の浮世絵、その制作技術の現在」
    中山 周 理事(公益財団法人 アダチ伝統木版画技術保存財団)

一般の参加者向けにオンライン配信いたしますが、シンポジウムにご参加いただく方は、会場でご講演をご聴講いただけます。
「文理融合シンポジウム 一般講演会」の詳細は こちらをご覧ください。

お問い合わせ先

Email:bunri_yugo [at]ml.post.kek.jp
※[at]を「@」に置き換えてください。

一般講演会ポスター
※クリックで詳細表示

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