総研大ジャーナル 第12号(2007年秋)

特集 赤池統計学の世界

統計科学は今日、データを扱うあらゆる研究分野に浸透し、科学的研究のための方法論を提供している。多様なデータと知識を結びつけてモデルを構成し、モデルにもとづいてデータを生み出したシステムを理解し、予測や新たな知識発見を行う。「モデリング」と「予測」。
この重要な概念を統計学の中心に据えたのが赤池博士(総研大名誉教授)であった。
以来30年余、大量データの生成に伴って科学研究のスタイルが変化しつつあるなかで、赤池統計学はさらに応用分野を広げている。2006年12月には、その功績に村して京都賞が贈られた。
この特集では、Part1「赤池統計学の源流」で研究の足跡をたどり、Part2「赤池統計学の展開」では赤池博土の薫陶を受けた研究者たちの活動を紹介。Part3「赤池弘次博士に聞く」では、 堀田凱樹・情報・システム研究機構長との対談を通じて、赤池統計学の真髄に迫る。

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