総研大ジャーナル 第13号(2008年春)
特集 メダカの科学
ニホンメダカのゲノムが完全解読され、日本のオリジナル実験材料であるメダカが脚光を浴びている。
魚類(条鰭類)は脊椎動物の中ではほ乳類の属する肉鰭類と姉妹関係に位置しているので、脊椎動物の発生、進化、環境科学など、さまざまな研究に貢献できると期待されるからだ。
2007年には、自然科学研究機構基礎生物学研究所がナショナルバイオリソースプロジェクト「メダカ」の中核機関となった。この特集では、
Part1「メダカ研究の歴史」で日本の優れた研究をたどり、
Part2では「メダカ研究の最前線」を紹介。
Part3「メダカ研究への期待」では、メダカが生物科学にどう貢献できるのか、その可能性を探る。
●Part 1 メダカ研究の歴史
●Part 2 メダカ研究の最前線
●Part 3 メダカ研究への期待
- 座談会 メダカは生物科学にどう貢献できるのか 成瀬 清/田中 実/井上広滋/木下政人/谷口善仁/菊池直香
●SOKENDAI 先端研究
●SOKENDAI 総合研究
●科学と社会
●卒業生を訪ねる