学内共同研究指導制度

昨今の新分野創成や異分野融合の流れの中で、先端学術院では、学際的な視野を涵養し幅広い学術の進展に資する人材を育成する観点から、学生の所属するコースや専攻する学問領域に捉われずに、複数の基盤機関で研究指導を行う「学内共同研究指導制度」を設置しています。学内共同研究指導制度は、基盤機関を跨いで複合的・融合的な研究課題に取り組もうとする学生のニーズに応え、異なる基盤機関に所属する2名の教員がともに主任指導教員として共同で研究指導を行う制度です。

在学中の一定期間に異なる研究分野・研究環境・研究指導の下で主体的に学位論文研究を行い、ひとつの学問分野のディシプリンや研究手法に加えて、異なる分野の考え方や手法を身をもって経験することは、学生の皆さんが、将来、新たな分野を開拓したり複合的な課題を解決する際の力となります。学内共同研究指導によって地理的に離れた基盤機関で研究を行う際には、それを経済的に支援するプログラムも用意されています。

手続きの流れ
主任指導教員に相談のうえ、受入先コースの教員へコンタクトを取り、受入内諾を得てください。
コース事務に、学内共同研究指導制度の利用についてご連絡ください。
(受入教員は誰か、いつから開始予定か、どのような形態で指導を受けるのか(対面/オンライン/頻度)など)
共同研究指導計画書」を指導教員・受入教員とともに作成し、コース事務へ提出してください。
派遣元コース及び受入先のコースで、学内共同研究指導制度の利用について審議します。

(注1)主任指導教員及び受入教員は、各年度終了時及び当該学生が所定の研究指導を終了したときは、所定の共同研究指導状況報告書を作成してください。
(注2)学内共同研究指導を受けた学生が博士論文の審査を受けようとする場合は、審査委員に受入先コースの教員を含めるものとします。

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