SOKENDAI特別研究員制度(共創研究型)

1.趣旨

 SOKENDAI特別研究員(共創研究型)制度は、コース(機関)を超えた共同研究をもとに学位取得を目指す本学の博士後期課程相当に在籍する優秀な志のある学生を、SOKENDAI特別研究員(以下「特別研究員」)として採用し、経済的な支援(生活費相当額及び研究費の支給)を行うとともに、研究やキャリアについて幅広い視野を身に付けてもらうことを目的としています。

2.申請資格

 基準日(採用開始予定日)において、次の各号の全てに該当する者(申請時点においては見込みで可) *1

(1) 本学の5年一貫制博士課程に在学し(編入学者を除く)、在学月数(在籍月数から休学月数を除いた月数)が24ヶ月以上48ヶ月未満の者(医学・歯学・薬学・獣医学に係る6年制の学部を卒業または医科学修士の学位を有して生理科学コースの5年一貫制博士課程に入学し、医学の専攻分野を付記する博士の学位の取得を希望する学生については、在学月数が24ヶ月未満の者)、または博士後期課程に在学し、在学月数が24ヶ月未満の者。

注)ただし、2025年10月募集のみ以下のとおりとする。

(1) 本学の5年一貫制博士課程に在学し(編入学者を除く)、在学月数(在籍月数から休学月数を除いた月数)が30ヶ月以上54ヶ月未満の者(医学・歯学・薬学・獣医学に係る6年制の学部を卒業または医科学修士の学位を有して生理科学コースの5年一貫制博士課程に入学し、医学の専攻分野を付記する博士の学位の取得を希望する学生については、在学月数が6ヶ月以上30ヶ月未満の者)、または博士後期課程に在学し、在学月数が6ヶ月以上30ヶ月未満の者。

(2) 国費外国人留学生、日本学術振興会の特別研究員*2、外国政府等の奨学生またはJICA(国際協力機構)留学生に採用されている者でないこと。

(3) 企業等から、生活費相当額として十分な水準(240万円/年(税引き前)以上)で、給与・役員報酬等の安定的な収入*3を得ていると認められる者でないこと。

(4) 下記のいずれかを実施しているか、実施を具体的に計画していること。

・現在の指導教員と他コースの教員との共同研究指導を受ける「学内共同研究指導

・海外の大学との協定に基づく「国際共同学位プログラム

・他のコース、大学、研究機関、企業等との共同研究への参加(単なる研究指導委託、知識、技術、装置の供与等は除く。)

*1:総研大以外の大学の博士前期課程(修士課程)を修了し(見込の者も含む)、基準日(採用開始予定日)に本学の博士後期課程に入学予定の者(入学試験に出願中の者を含む)も申請可能です。

*1:休学者、長期履修制度適用者は申請資格対象外とします。 

*2:日本学術振興会の特別研究員(DC2)に申請中または申請予定の者も本事業に申請可能です。ただし、DC2に採用された場合は、本事業の支援を終了します。

*3:リサーチアシスタント(RA)、ティーチングアシスタント(TA)、アルバイト等の収入は「安定的な収入」に含みません。

※過去にSOKENDAI特別研究員(分野型/挑戦型/一般枠/次世代AI研究者枠)に応募し、不採択(または補欠)となった者も申請可能です。

3.支援期間

学則第16条に規定する標準の修業年限から採用開始前日までの在学期間を差し引いた期間

※ただし、支援期間中に本学の博士課程を早期修了し学位を取得した場合は、学位取得月をもって採用を打ち切ります。

4.給付金額

(1)研究奨励費(生活費相当額)

2025年度の支給予定額は以下のとおりです。なお、給付金の額については変更することがあります。

  • 月額190,000円

(2)研究費

申請書記載の研究計画を行うための支援として、研究奨励費とは別途、研究費を配分します。

  • 年額320,000円

5. 2025年10月新規採用者の募集について

募集要項・申請書様式等

6.連絡先

次世代研究者挑戦的研究プロジェクト推進室
jisedai-jimu(at)ml.soken.ac.jp  ※(at)は@に置き換えてください。

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