コース群について

総合的な教育の視点から、研究領域に関連する問題や課題に応じて、各研究科・専攻が開設する授業科目群をグループとしてまとめ、狭義の専門分野を超えて広く本学の学生に履修を促す「コース群」を設置します。

➤コース群授業科目について

➤コース群授業科目履修者に対する移動経費の支援について

➤特別教育プログラム「脳科学専攻間融合プログラム」「統合生命科学教育プログラム」の廃止に伴う在学生への経過措置について

コース群授業科目について

●脳科学専攻間融合コース群

脳科学の分野では、医学生理学はもとより、より広範な生物学、工学、薬学、情報学、社会科学などの基礎知識と広い視野を持つ研究者が求められる。一つの分野のみではカバーしきれない広い領域を連携させ、新しい学問分野を切り拓いていくことを目的に、専攻間を融合する授業科目群を提供します。
※一部演習科目等を除き、講義には遠隔講義システムを使用し、遠隔地での受講が可能です。

【脳科学専攻間融合コース群科目一覧】

授業科目 科目提供部局
分子細胞生理学Ⅰ、Ⅱ 生理科学専攻
生体機能調節学Ⅰ、Ⅱ 生理科学専攻
基盤神経科学Ⅰ、Ⅱ 生理科学専攻
システム脳科学Ⅰ、Ⅱ 生理科学専攻
生理科学特別講義Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ 生理科学専攻
脳科学の基礎と研究法 生命科学研究科
バイオインフォマティクス演習 生命科学研究科
生命科学のための統計入門 生命科学研究科
一歩一歩学ぶ脳科学Ⅱ 生理科学専攻
基礎生理解剖脳科学 生理科学専攻
基礎情報脳科学 生理科学専攻

➤脳科学専攻間融合コース群の2022年度開講科目等、詳細については こちら から

●統合生命科学教育コース群

これからの生物学に寄与することの出来る研究者を育成するために、生物科学のみならず、物理科学、数理科学、情報科学などに通じる学際的かつ統合的な生命観を育てることを目的とする授業科目群を提供します。
※一部演習科目等を除き、講義には遠隔講義システムを使用し、遠隔地での受講が可能です。

【統合生命科学教育コース群一覧】

授業科目 科目提供部局
統合生命科学入門 生命科学研究科
分子細胞生物学Ⅱ 生命科学研究科
バイオインフォマティクス演習 生命科学研究科
イメージング科学 生命科学研究科
発生生物学Ⅱ~Ⅳ 遺伝学専攻
進化ゲノム生物学 遺伝学専攻
生体分子シミュレーション入門 物理科学研究科
基礎生体分子科学 物理科学研究科
機能生体分子科学 機能分子科学専攻
構造生体分子科学 構造分子科学専攻
統合進化学 生命共生体進化学専攻
遺伝学 遺伝学専攻

➤統合生命科学教育コース群の2022年度開講科目等、詳細については こちら から

●物理科学研究科・高エネルギー加速器科学研究科共通授業科目

物理科学に学問背景、学術基盤を持つ学生を主たる対象に、「先端的計測技術」など、研究科・専攻の枠を越えて共通する研究課題・テーマをもとに、研究者としての基礎的素養と学際的・統合的な自然観を涵養させることを目的とする授業科目群を提供します。

授業科目 科目提供部局
先端基礎デジタル計測制御演習 物理科学研究科
分光学の基礎コース
(→ 2022年度は開講しません)
物理科学研究科
結晶の対称性・群論-基礎コース 高エネルギー加速器科学研究科
計測と制御 高エネルギー加速器科学研究科
センサー信号処理演習 高エネルギー加速器科学研究科
先端応用デジタル計測制御技術演習 高エネルギー加速器科学研究科

コース群授業科目履修者に対する移動経費の支援について

コース群授業科目を履修する本学学生に対し、集中講義等において講義実施場所(所属専攻が所在する基盤機関で実施する場合、及び遠隔講義配信科目は経費支援の対象外。)へ移動するための往復交通費等の費用について、履修学生からの申請に基づき、葉山本部から学内規程に基づき経費の全額又は一部支援を行います。

1.支援目的
コース群授業科目を履修する本学正規生(休学中の者を除く。)に対し、集中講義、演習等を受講するため、所属専攻のキャンパスから授業実施場所(所属専攻が所在する基盤機関で実施する場合、及び遠隔講義配信により所属専攻に設置するTV会議端末により受講可能な場合は、本経費支援の対象外とします。)へ移動するために必要な往復交通費、宿泊費用について、履修学生からの申請に基づき、経費の全額又は一部支援を行います。

2.支援対象
本学の正規生(休学中の者は除く。)とします。

3.支援額
移動経費の支援額は、 1件当たり5万円を上限 とします。

4.移動経費の支給の手続き
移動経費の支給を希望する場合は、以下の書類を、別途定める期日までに提出してください。

(様式1)「移動経費希望届」
※短期集中講義により開講する授業科目については、本様式に代え当該授業科目の開講案内に添付する「参加申込書」の提出を求める場合があります。対象となる授業科目を履修することについて、指導教員の了承(指導教員の署名または捺印が必要となります。) を得て、学務課学務支援係へ提出してください。
「宿泊施設の領収書」
※授業を履修するため宿泊した場合は、宿泊費の支給を行うため提出が必要となります。
(様式2)「口座振込依頼書」
※本学から初めて移動経費等の支給がされる場合、及び登録済みの口座情報に変更がある場合は、「口座振込依頼書」を提出してください。

5.移動経費に関する留意事項

  • 支援対象となる本学学生に対し、本学規程に基づき学生移動経費(往復の交通費及び宿泊費)は、本学規程に基づき経費支援します。経費の支給にあたり、授業期間中の出席状況(出席簿)を確認後、指定の金融機関口座へ支給します。なお、移動に係る費用については、一旦各自で立替え後、精算による支払いとなります。
  • 所属専攻所在地から、授業実施場所間の交通費について、JRの乗車区間が片道100kmを超える場合は、学割が適用された普通乗車券の料金に基づき交通費を算定し支給します。各基盤機関の専攻事務担当係へ、予め学割証の申請手続きを行ってください。
  • 授業期間中における各日の食事代金は、本移動経費支援の対象外となり、自己負担となります。
  • 集中講義に参加するため、宿泊する必要がある場合は、以下の金額を上限額とし、提出いただく領収書記載金額に基づく実費額を支給します。
    ➤ 基盤機関等が保有する宿泊施設を利用する場合 1泊当たり4,350円を上限とする実費額を支給
    ➤ 上記以外の宿泊施設(民間ホテル等)を利用する場合 1泊当たり8,700円を上限とする実費額を支給

[宿泊に関する留意事項]

  • 目的地へ到達するため、早朝(AM7:00以前)に出発をしなければ授業開始時間に間に合わない場合や、授業終了後に帰着する時間が、深夜に及ぶ場合など、個別の事情を考慮し、前・後泊を含め宿泊を認めることができます。事前にお問い合わせください。
  • 知人、親戚宅等へ宿泊するなど、宿泊に伴う費用の発生が無い場合は、宿泊費の支給はありません。
  • 宿泊に付随する朝食等の食事代金は自己負担となります。宿泊代金のみが記載された領収書の原本を、本コース終了後一週間以内に、学務課学務支援係宛に郵送してください。
    宿泊代金と食事代金等の費用が合算されて記載されている場合は、費目毎の内訳が確認可能な明細書を併せて郵送してください。

特別教育プログラム「脳科学専攻間融合プログラム」「統合生命科学教育プログラム」の廃止に伴う在学生への経過措置について

2018年度まで活動してきた特別教育プログラム「脳科学専攻間融合プログラム」、「統合生命科学教育プログラム」を、2019年3月末日をもって廃止しました。
2019年3月末日以前に本学に入学し引き続き在籍する学生が、各プログラムの定める要件を満たす場合、期限を2021年3月31日までとし、経過措置として従来どおりの修了認定を行いました。
プログラム修了に関してご不明な点があれば、担当部署までお問い合わせください。

なお、両プログラムが提供していた授業科目群について、各研究科の共通科目、専攻の専門科目に再配置を行い、2019年度から新たな教育枠組みである「コース群」として広く全学に開講しています。

[経過措置の対象者・プログラム修了要件]

お問合せ先

  • 科目について
    各科目提供部局
  • 履修登録について
    葉山本部 学務課 教務係 E-mail: kyomu(at)ml.soken.ac.jp
  • 学生移動経費及び経過措置について
    葉山本部 学務課 学務支援係 E-mail: gshien(at)ml.soken.ac.jp

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